米メディア・娯楽大手の日本法人ウォルト・
ディズニー・ジャパン
(東京)は今日、来春から
ソフトバンクモバイルの回線を借りて、
日本での携帯電話事業に参入すると発表したのです。
海外の大手企業が、通信企業の回線を借りて国内
携帯事業に
参入するのは同社が初めてのケースとなります。
新携帯サービスの名称は「
ディズニー・モバイル」で、
来春のサービス開始を予定しているようですね。
ディズニー・モバイルは、自社ではインフラを持たないため、
通信回線を借りて事業を行う
「仮想移動体通信事業者(MVNO)」方式を採用します。
ソフトバンクに回線使用料を支払うことで、
全国規模で通信網を構築するのに必要な数千億円といわれる
設備投資を抑制できることになるのです。
MVNOは日本でも自動車会社などが一部で事業化している他に、
インターネットプロバイダーも参入を表明しています。
ディズニーは、米国で同様の事業を手掛けましたが、
撤退する意向のようです。
しかし、日本では、携帯端末やコンテンツの開発、
販売などの分野で
ソフトバンクとの提携関係を深める
ことによって本格的な事業展開が可能と判断したようですね。
一方、
ソフトバンクは、通信回線や販売店網などの使用料を
得られるほか、強力な
ディズニーブランドを利用しての
事業拡大につなげたい意向のようです。
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